自分の総資産っていくらあったっけ?
先月、通帳記帳したけど今はわからないや。。
もし、今日時点の自分の総資産を聞かれたら、即座に答えることはできますか?
セミリタイアを目指す場合、自分の総資産を常に把握しておく必要があります。
なぜなら、総資産の把握はセミリタイアを目指すための重要な要素の一つだからです。
あ~、仕事が嫌になった。ちょっと生活費と貯金で何年間生活できるか計算してみよう。
・・・なんて思いついたとしても、総資産がわからなければ計算できません。
なので、できるだけ最新の総資産がわかるよう、日頃から確認できる環境を整えておくことが大切です。
また、貯金や資産運用によって総資産が増えてくる状況が目に見えれば、セミリタイア準備のモチベーション維持にもつながります。
今回は、セミリタイアを目指す際の総資産の把握方法について解説します。
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セミリタイアを目指す総資産の把握方法
銀行口座やカードは管理しやすい数に減らす
まず最初に、銀行口座やカードは管理しやすい数に減らしましょう。
銀行口座をたくさん持っていると、通帳を記帳するだけでも大変です。
おまけに銀行から金融商品の案内が来たり、お金の事を考えるのが面倒くさい・・・となってしまいます。
一度、自分でコレと決めたメイン銀行とサブの銀行、そして使いやすいネット銀行の3つほどに絞ってスリム化してみましょう。
また、クレジットカードも、日常使いのカード以外は放置して意味がなかったり、カード会社のメールや郵便物が押し寄せて捨てる手間がかかっていたりとムダが多いです。
もし、年会費だけ払って利用しないカードがあったら、お金が出てゆくだけで目も当てられません。
銀行口座やカードを最小限に絞れば、リアルタイム性は低いものの、手動でも足し算をして総資産が出すことは可能です。
家計簿アプリを利用し総資産を把握する
最近は、無料でも高機能な家計簿アプリがたくさんあります。
人気の無料家計簿アプリ
- マネーフォワードME
- おかねのコンパス
- Zaim
僕はサービス開始時から使い続けている「マネーフォワードME」推しです。
使い方としては、まずスマホに家計簿アプリを入れます。
そして、自分の銀行口座やカードをアプリに連携します。
(※ネット経由で銀行やカード会社へアクセスできることが前提です)
すると、アプリが各口座の情報を収集し合計を表示しくれるので、総資産の把握が非常に簡単になります。
(※無料版は手動で情報収集を指示する場合もあります)
主な家計簿アプリ連携対象
銀行口座
カード
証券口座
電子マネー
ポイント
スマホ料金 etc
また、家計簿アプリは給与振り込みやカードの支出も表示してくれます。
貯金から収入・支出まで、手間いらずで家計を「見える化」できるスグレモノのツールです。
総資産の把握に強力な味方になるので、ぜひ試してみてほしいと思います。
証券口座も必要最小限に絞ろう
資産運用をしている人なら、持っている株やインデックスファンドなども、総資産の一部となります。
株やインデックスファンドは、毎日の株式市場の動きによって評価額が増えたり減ったりしますね。
それに伴って総資産も動くので、証券口座も先ほどの家計簿アプリに連携させて、総資産を把握するとよいでしょう。
金融資産の評価額と評価損益も見れるので便利!
また、証券口座も使っていないものがあれば、必要なもの以外は整理することでスッキリできます。
総資産の把握はセミリタイア準備に必須
自分の総資産を常に把握しておくことは、セミリタイアの準備には欠かせません。
そのために、お金まわりの管理を軽く、そして簡単にする方法を解説してきました。
それほど難易度は高くないので、チャレンジしてみてください。
また、毎日ではなくてもいいのですが、総資産をもとに想定した生活費で何年暮らせるか、シミュレーションを繰り返すことをおすすめします。
何度もシミュレーションしながら、単純な生活費のほか、税金や社会保険料、突発的な支出を想定してみるなど、新しい発想や発見が得られます。
その発想や発見を加味して、シミュレーションの精度を上げれば、セミリタイアのリスクを減せる可能性もあります。
また、総資産が把握できる環境を整え、手元で資産形成の進み具合がわかれば、セミリタイア準備のモチベーションアップにもつながります。
以上