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工場勤務がつまらない理由と改善策7選!辞めてITエンジニアになったメリットもシェアします

2021-09-05

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工場勤務がつまらない!そう思いながら今日も工場から退勤する人も多いのではないでしょうか。

いつも同じ作業の繰り返しで飽き飽きしていても、生活のためには働かざるをえません。

本記事では工場勤務がつまらない理由とその改善策を考えてみました。

ノビー

僕はかつて機械部品の工場に就職し、その後ITエンジニアになった元工場勤務者です。

工場で働く人の「あ~、あるある!」の内容と思いますが、一方でつまらない工場勤務への対処はなかなか難しい面が多いもの。

そこで僕が思い切ってITエンジニアになり環境を変えて良かったことも解説します。

3分ちょっとで読み終わるので、あなたの参考のためにぜひお付き合いください。

工場勤務がつまらない理由

①工場勤務は給料が安い

工場勤務は給料が安いことが多いです。

会社はとにかく速く・低コストでモノを作ることを求めてきます。

中国やアジアの安い製品との競争もあり、一般的な工場勤務だと給料は低くなりがちです。

②毎日同じことの繰り返し

一定の加工や組み立て作業なので、毎日同じことの繰り返しで、つまらないと感じます。

決まった作業を求められるので、そこから外れると周りから良い顔をされません。

たまに不良が出れば大騒ぎになりますが、自分が原因だったりすると追及されたりでまいってしまいます。

③誰でもできる作業ばかり

基本的に難しいことに悩まず、誰でも出来る作業であることが多いです。

つまり欠員が出ても生産が続くよう作業が標準化されているからです。

1つ1つの作業をクリアすると爽快ですが、ふと振り返えったとき仕事のやりがいがあるかといえば微妙です。

④工場勤務は環境面・体調面でキツい

空調完備の工場もありますが、暑い・寒いを感じる工場も多いです。

常にクーラーやヒーターにあたれるとも限りませんし、手指や作業服がいつも油まみれ、立ち仕事で体がキツいことも。

二交代制や三交代制勤務は生活リズムが乱れがちですし、オフィス勤務のように自由に休憩をとるなんて出来ません。

⑤同僚の意識が低く向上心が持てない

工場勤務の同僚はあまり発展性のない話題が多くなりがちです。

あそこのパチンコ屋は最近出てるとか、先週の競馬で5万負けたとか、宝くじが当たったらXXXを買うとか、第2工場のあいつは気に入らないとか、発展性のない話題が多くなりがちです。

投資やスキルアップの話題なんて聞こえてきたことはありません。

⑥いつクビになるかわからない

景気が良ければ作業も多くて順調ですが、需要が減ればパート・派遣など非正規人員が削られてゆきます。

もっと景気が後退すると、工場が閉鎖や縮小されたりと社員の雇用も危うくなります。

ただでさえコストカットのために生産が海外に移管されるので、日本の工場勤務者はいつも不安を抱えています。

⑦未来に希望が持てない

いま工場勤務を頑張れたとしても、このまま40数年間・65歳~70歳まで勤務できるか不安がつきまといます。

そもそも工場が残っているとも限りませんし、ロボットに仕事を奪われる可能性もあります。

世界中の技術の進歩を見ると、なかなか明るい未来を想像できません。

工場勤務でも生活を充実させるには?

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①給料が安くても未来のために倹約生活する

給料が安いとしても、将来への蓄えは重要です。

自分が老後2,000万円問題にハマらないよう、なるべく支出を抑え貯えを増やし将来の不安を減らしましょう。

でも仕事でストレスも溜まるでの、抑えた支出で浮いた分はストレス発散と貯蓄にバランスよく使い、心の平穏を保ちたいところです。

②別作業へのローテーションを希望する

変化のない日々が続くと気分が上がりません。

できれば現場の指揮者と交渉して、今の持ち場から少し変わったところへローテーションを希望しましょう。

同じ作業をあと何年も続けるより、少しでもローテーションできれば気分も変わります。

③作業改善を企画・提案してみる

工場ではさまざまな作業改善の余地が見つかることがあります。

ただただ作業をこなすだけでなく、積極的に改善を提案してみるのも単調な勤務の中でアクセントとなります。

一度改善されたことでも、再度見直すともっと良い方法が見つかることもあります。

④働きやすい職場づくりを試みる

工場作業の根本は変えられないとしても、周りのことに目を向けて働きやすくするのも良いでしょう。

たとえば、、

  • より通気性・保温性に優れた作業着に変え快適性を上げる
  • リフレッシュしやすいようコーヒーサーバーを導入する
  • 気分よく作業できる音楽を流せるようにする

上記のようなものが導入できないか交渉をしてみるのもよいかもしれません。

⑤自分だけでも意識を高く持ってみる

仲間の発展性がない・ネガティブな話題に遭遇しても、そんな話に加わるのは避けましょう。

その代わり自分の将来に役立つ本や記事などを積極的に読み、なるべく有用な知識を貯えるのがオススメ。

たとえば、コツコツ積み立てる投資情報を勉強して実践すれば、将来的に他の人に差がつけられます。

但し、一匹狼になりすぎるのもツラいので、同僚との付き合いも最低限度だけはしておきましょう。

⑥リーダーシップを発揮し必要な人材を目指す

あなたが仕事のできる人だと評価されることが、あなたの身を守ってくれる可能性があります。

特にリーダーシップは会社から良く見られ、高評価される人のスキルです。

不景気で人員削減されるときも、高評価の人なら切り捨てられる確率は減ります。

もし工場が閉鎖となっても、他の部署で生き延びることも可能かもしれません。

⑦仕事はこなしつつプライベートを充実させる

とかく単調でつまらないと思える工場勤務であっても、プライベートが充実していれば気も紛れるものです。

大切な人・家族との旅行など、思い出として残る体験は貴重なものであり、大いに行うべきです。

一方で浪費は禁物です。特に「他人に自慢するためのモノ」を買って満足に浸る・・・といった行為は、自分の将来が痩せ細ってゆくNG行為です。

工場勤務はツラいですが、お金の使いどころを考えながらプライベート方面を充実させましょう。

でも工場勤務生活を充実させるのは容易ではない

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ここまで工場勤務生活を充実させる案を書いてきました。

でも、実現するためには相当なパワー(労力)が必要なのも確かです。

理解がある会社って少ないですし、何より「利益」が最優先・・・というところが大多数でしょう。

  • 自分1人の思いで職場環境は変えずらい
  • 会社は結局は利益や効率重視でしか考えない
  • そもそも頑張って働いても将来性が低い

もし、あなたが改善を試みる行動に出る場合は、決して「消耗し過ぎない」よう気を付けてください。

工場勤務からITエンジニアになって未来が明るくなった

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僕は工場勤務に見切りをつけ、ITエンジニアになりました。

プログラマーから始めて、ユーザーサポート、SE(システム設計)、システムを作るプロジェクト管理などの仕事をするようになりました。

環境を変えたことで、工場勤務では得られなかった色々なメリットに気付きました。

ITエンジニアで感じるメリット

  • 平均的なサラリーマンより給料が高い
  • 変化に富み、自分で思考する仕事ができる
  • 働く環境が良く体への負担も軽い
  • IT・マネー・情報リテラシーが高くなる
  • キャリアを積めば準富裕層くらいにはなれる

年収の面では、プログラマ・SEの平均年収は「417万円」で、全業種の平均「409万円」より高いので経済的に優位です。

また、ITエンジニアの仕事は、案件ごとに変化に富んでいて、自分で考えて仕事を進めるので飽きがこないのが特徴。

働く環境も、室内で事務所での仕事なので、暑い・寒いは関係なく、手指や服も黒く汚れることはありません。

そして、IT・マネー・情報リテラシーが高くなり、順調にITのキャリアを積んでしっかり将来への貯えをすれば、(大金持ちは無理でも)準富裕層くらいなら目指せます。

事実、転職サイトdodaによれば、需要のあるITエンジニア職なら年収700万円も狙えるのです。

このように、自分の情報感度が上がり平均年収も高く、やりがいのあるITエンジニアの仕事なら、工場勤務では難しかった「主体性のある生き方」ができるのです。

結論:どうにもならない!と思ったら環境を変えるのも一案

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本記事では工場勤務がつまらない理由と対処方法の案、そしてITエンジニアになった場合の良かったことをまとめてきました。

はじめに工場勤務がつまらない理由を7つ紹介しました。

  • 工場勤務は給料が安い
  • 毎日同じことの繰り返し
  • 誰でもできる作業ばかり
  • 工場勤務は環境面・体調面でキツい
  • 同僚の意識が低く向上心が持てない
  • いつクビになるかわからない
  • 未来に希望が持てない

そして工場勤務でも生活を充実させるには?について解説を加えました。

  • 安い給料でも未来のために倹約生活する
  • 工場内の別の作業にローテーションする
  • 作業改善を企画・提案してみる
  • 働きやすい職場づくりを試みる
  • 自分だけでも意識を高く持ってみる
  • リーダーシップを発揮し必要な人材を目指す
  • 仕事はこなしつつプライベートを充実させる

でも、工場勤務生活を充実させるのは、なかなか容易ではない点も解説しました。

  • 自分1人の思いで職場環境は変えずらい
  • 会社は結局は利益や効率重視でしか考えない
  • そもそも頑張って働いても将来性が低い

工場勤務であっても、給料に満足できて、一定程度の責任の範囲で働くのも悪くないかもしれません。

ただ、工場勤務の将来性や発展性を考えると、このままで良いのか迷う人も少なくないでしょう。

本記事では小さな部品工場勤務からITエンジニアになった僕の経験から感じたことをまとめました。

ITエンジニアで感じるメリット

  • 平均的なサラリーマンより給料が高い
  • 変化に富み、自分で思考する仕事ができる
  • 働く環境が良く体への負担も軽い
  • IT・マネー・情報リテラシーが高くなる
  • キャリアを積めば準富裕層くらいにはなれる

自分の環境がこのままでいいのか?疑問を持つことから始めましょう。

ノビー

工場勤務の現状で何らかの疑問を感じたなら、小さな行動をおこしてみるのがベストです。

「あなたの転機は、あなたの小さな行動開始からしか生まれない」ということを知っておいてほしいと思います。

学歴・職歴に関係なく、手に職を付けることで未来を明るくできるITエンジニアを目指すのは、工場勤務に疑問を感じるあなたにぴったりな選択だと思います。

以上

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